韓国南西部で起きた旅客船の沈没事故の現場では、救助チームが行方不明者の捜索を24時間体制で進めていて、21日夜までに87人の死亡が確認されましたが、今も215人が行方不明のままとなっています。
21日から22日早朝にかけての捜索では、行方不明者が多いと見られる船の3階と4階部分を中心に行われていて、21日夜には4階の客室から13人、3階の食堂から10人の遺体が収容されました。
これで、今回の事故で死亡が確認されたのは87人となり、今も215人が行方不明のままとなっています。
現場の海域では、22日から26日にかけて、潮の流れが比較的緩やかになる時期に当たることから、救助チームでは、より多くのダイバーを出して、捜索に全力であたることにしています。
一方、検察と海洋警察の合同捜査本部は、21日夜、遺棄致死の疑いでセウォル号の1等航海士と機関長ら4人の逮捕状を裁判所に請求しました。
セウォル号には、船長を含む航海士、機関士など、船舶関連職員15人が乗船していましたが、全員が救助されていて、船長らが人命救助などの義務を怠った疑いが持たれています。
今回の事故では、船長や事故当時操船の指示をしていた3等航海士ら3人がすでに逮捕されています。