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韓半島

韓国国防部「北韓は核実験の準備完了」

Write: 2014-04-24 09:27:42Update: 2014-04-24 09:27:42

韓国国防部「北韓は核実験の準備完了」

韓国国防部は23日、北韓の4回目の核実験について、「技術的にいつでも核実験を実施できる段階にあり、事実上すべての準備を終えている」とする見方を示しました。
国防部の関係者は23日の会見で、北韓の核実験の準備状況について「韓国とアメリカの情報当局は同じ見解を持っている」とした上で、「例えるならば、航空券を買って、いつでも飛行機に乗れるような状況だ」と説明しました。
アメリカのジョンズ・ホプキンズ大学の北韓分析サイト「38ノース」が、北韓の核実験場を撮影した衛星写真を公表し、核実験が差し迫っている兆候はないとする見方を示したことについては、「38ノースの衛星写真は画質が鮮明ではなく、ほかの手段を保有する韓国とアメリカの情報当局の判断が正しい」と述べました。
北韓北東部にある豊渓里(プンゲリ)の核実験場の坑道に設置されていた覆いも外されたということで、この関係者は「具体的な状況を話すことはできないが、北韓の3回目の核実験のときと似たような状況だ」と説明しました。
国防部は、北韓が核兵器の小型化を進めていることについては、能力は一定水準に達しているものの、まだ実戦に適用できるほどではないと判断しています。
韓国軍当局は、北韓が先月30日の外務省声明で言及した「新たな形態の核実験」については、高濃縮ウランで核実験を行うか、増幅核分裂弾の実験を行う可能性があるとしています。
北韓が核兵器の小型化に向けてパキスタンのように同時多発的に核実験を行う可能性も指摘されており、韓国軍関係者は「パキスタンは8回の核実験を相次いで実施して小型化を達成した」と話しています。

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