韓国の南西部沖で起きた旅客船沈没事故から9日目の24日、船内に閉じ込められていると見られる131人の行方不明者の捜索に全力で取り組んでいます。
24時間体制で捜索活動を進めている官・民・軍の合同救助チームは、24日、翌日の25日から再び潮流が速くなるうえ、週末には雨が降って波が高くなることが予想されるとして、海洋警察と海軍の艦艇、民間の漁船の合わせて261隻、航空機35機、救助隊員700人余りを使って、捜索活動に全力で取り組んでいます。
24日午後3時現在、乗客乗員476人のうち、死者が171人で、131人が行方不明になっています。
24日の捜索活動は、海洋警察と海軍、消防の潜水要員、民間の潜水士など、これまでで最も多い規模で行なわれていて、旅客船の3~4階の船首と船尾部分の大部屋を集中的に捜索するほか、修学旅行中の高校生がいた4階中央の客室の捜索も初めて試みています。
一方、合同捜査本部では、新たに1等機関士1人、2等機関士1人ら4人の逮捕状を請求し、認められれば、逮捕された乗員は全部で11人となります。
また、合同捜査本部では、シミュレーションを使って事故の原因を究明することにしていて、船舶の運航や改造、貨物の積載、気象など10人余りの専門家からなる検証チームを立ち上げることにしています。