北韓北東部にある豊渓里の核実験場では、実験の準備とも見られる動きが活発になっていることがわかりました。
これは、アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の北韓研究グループのウェブサイト「38ノース(38 North)」が24日に明らかにしたものです。それによりますと、23日の衛星写真などを分析した結果、19日の衛星写真に比べて、車両の移動が増えて資材も多く持ち込まれ、指揮用とみられる車両も見えるということで、核実験の準備とも見られる動きがさらに活発になっているということです。
38ノースは、北韓が去年2月に3度目の核実験を実施した際、2~3日前に核実験場での動きが最も活発になっていたと指摘していましたが、今回は、去年と同様の結果になるとは限らないとしています。
これに先立って、韓国国防部は22日、豊渓里にある核実験場で車両などの動きが活発になっているとして、核実験の可能性が高まっているとしています。