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国際

オバマ大統領 「慰安婦問題は甚だしい人権侵害」

Write: 2014-04-26 11:36:41Update: 2014-04-26 13:48:56

オバマ大統領 「慰安婦問題は甚だしい人権侵害」

韓国を訪れているアメリカのオバマ大統領は25日、旧日本軍慰安婦問題に触れ、「甚だしい人権侵害で、われわれは元慰安婦女性の声を聴く必要があり、女性たちは尊重されるべきだ」と述べました。
これは、オバマ大統領が25日夕方、朴槿恵(パク・クネ)大統領との首脳会談後に行った共同記者会見で述べたものです。
このなかで、オバマ大統領は、「慰安婦問題は、戦時中のこととはいえ甚だしい人権侵害で衝撃を受けた」と強調し、「安倍首相や日本国民も、過去の歴史についてより率直で公正な理解が必要であるという点を認識しているはずだ。当時、何が行われていたかについて、正確ではっきりとした説明が必要だ」と語りました。
そのうえで、オバマ大統領は、「韓国と日本は過去を振り返るだけでなく、未来に向けて進まなければならない。両国の若い世代がどうすれば歴史をめぐる緊張から抜け出し、未来の平和と繁栄を築いていけるかを真剣に考える必要がある」と述べ、韓国に対しても日本との関係改善に向けた努力を促しました。
朴槿恵大統領とオバマ大統領は首脳会談で、戦時作戦統制権をアメリカ軍から韓国軍へ移管する問題について、来年12月となっている移管時期を再検討し、両国の実務レベルで適切な時期と条件について改めて協議することを確認したほか、北韓による4回目の核実験などさらなる挑発について強い警告のメッセージを送りましたが、歴史認識をめぐる韓日間の葛藤については、両首脳の間で微妙な隔たりがあったということです。

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