北韓とロシアは、ロシア通貨のルーブルを貿易決済通貨として使用することにしたことがわかりました。
これは、ロシアの国営ラジオ放送「ロシアの声」が29日に伝えたものです。
それによりますと、ロシアのトルトネフ副首相兼極東連邦管区大統領全権代表が28日に平壌を訪れ、北韓の盧斗哲(ロ・ドゥチョル)副首相と会談し、経済協力を強化するとともに、貿易決済の通貨としてロシアのルーブルを使うこととして、準備することで一致したということです。
また、双方は、2020年までに貿易額を10億ドルに引き上げることを目指し、努力することでも合意したということです。
さらに、韓半島縦断鉄道とシベリア鉄道との連結や、ロシアから北韓を経由して韓国に電力やガスを供給することなどについても、前向きに検討を進めることにしたということです。