旅客船沈没事故で、当初捜索活動に当たった潜水専門の民間業者は、船会社の「清海鎮(チョンヘジン)海運」と救助捜索の契約を結んでいたことがわかり、関係者の間に疑問の声が上がっています。
この民間業者は、「ウンディーネ・マリン・インダストリー」で、10年前に設立された潜水活動を専門とする会社で、今回の事故では、事故当初、行方不明者の捜索作業を一手に担っていて、救助捜索を統制していた海洋警察では、優れた能力を保有する会社として説明しています。
一方、この会社は、海洋警察ではなく、沈没した旅客船の船会社「清海鎮海運」との間で、救難契約を結んでいたことがわかり、行方不明者の家族などの関係者の間から、疑問の声が上がっています。
また、この会社の代表取締役が海洋警察と密接な関係にある海洋団体の幹部であることや、
事故現場で救助支援に当たっている海洋警察庁の情報捜査局長が、以前、「清海鎮海運」の親会社だった「セモ・グループ」に7年勤務していたこともわかり、その経緯に関心が寄せられています。