旅客船「セウォル号」の沈没事故で、合同捜査本部は、1日、船会社の「清海鎮(チョンへジン)海運」の物流担当者が、事故発生直後に、過積載していた記録の改ざんを指示していたとして、上司の取締役とともに業務上過失致死や船舶安全法違反などの疑いで逮捕状を請求しました。
合同捜査本部が逮捕状を請求したのは、セウォル号の船会社「清海鎮海運」の物流の担当者とその上司にあたる取締役の2人です。
合同捜査本部の調べによりますと、この物流担当者は、事故発生直後に、物流関係の職員らと電話で連絡を取り合いながら、実際に積載していた貨物より180トン少なく見せかけるため、過積載の記録を部下に改ざんするよう指示していた疑いが持たれています。
また、取締役については、過積載を隠ぺいするため、事故後に乗員に対して口裏を合わせるよう工作していた疑いがもたれています。
合同捜査本部では、セウォル号に積みこまれていた実際の貨物量が基準をはるかに超えていたことを突き止めていて、貨物を船に固定する方法についても問題があったものとみて捜査を進めています。