北韓北東部にある豊渓里の核実験場では、4回目の核実験が差し迫っていることを示すトンネルの封鎖が完了した兆候はないとする見方が、アメリカのジョンズ・ホプキンス大学によって示されました。
ジョンズ・ホプキンス大学の北韓研究グループのウェブサイト「38ノース(38 North)」が2日、 前日1日の衛星写真をもとに述べたところによりますと、「豊渓里の核実験場の西側の坑道では一年前から新しい核実験用トンネルの掘削作業が活発に行われている。また4回目の核実験が行われるとみられる南側の坑道でもトンネル内の作業が行われている。このため核実験が差し迫っていることを示す、トンネルの封鎖が完了した兆候は全くない」としています。