旅客船沈没事故から20日目となった5日、新たに12人の遺体が収容され、これで死者は260人に達し、残り42人の捜索救出が急がれています。
合同救助チームは、5日早朝、4階の中央客室で7人の遺体を収容したほか、乗組員食堂で制服を着た男性1人の遺体など、5日午後3時までに12人の遺体を収容しました。
そしてまだ扉を開けていない4つの船室と、トイレや売店などの共通スペースの捜索に力を入れるほか、4階の中央客室でも再捜索を行うことにしています。
これに先立って、朴槿恵大統領は、4日、セウォル号の沈没事故現場を訪れ、行方不明者の家族らに会ったあと、救助捜索作業に当たっている合同救助チームを励まし、「最後の一人の救助まで最善を尽くすよう」求めました。