韓国や日本では5月5日となっている子どもの日について、北韓では、社会主義国家が6月1日と定めた「国際児童節」として祝っていることがわかりました。
6月1日の「国際児童節」は、1949年にモスクワで開かれた国際民主婦人連盟会議が世界の児童の権利を守る日として決めているものです。
一方、国連は、1954年、世界の子どもたちの福祉を増進させる活動の日として「子どもの日」を制定し、具体的な日付については各国の判断にゆだね、韓国や日本では「子どもの日」を5月5日に定めたものです。
北韓では、6月1日の「国際児童節」を祝日にはしていませんが、託児所や幼稚園などで様々な行事を行っているということです。
ちなみに、ドイツの「こどもの日」は、東西分裂時代に西ドイツが9月20日、東ドイツが６月１日と定めていましたが、1990年の統一以後、9月20日を「子どもの日」として祝っています。