共働きや離婚が増るのにともなって、親の世帯と子の世帯が同居する二世帯同居の世帯が増えていることがわかりました。
ソウル市が6日に公表した統計によりますと、2013年の二世帯が同居する世帯数は2万3300世帯あまりで、1995年のおよそ3900世帯のおよそ6倍に増えています。
全体の世帯に占める割合は0.7%と多くありませんが、持続的に増えていて、10年後の2023年には4万世帯を上回り、1%を超えるものとみられています。
二世帯同居の世帯が増えているのは、若年層が就職できずに自分の家庭を持てないなど、経済的な事情が主な理由として挙げられていますが、共働きや離婚が増えたのに伴って、子ども世話を祖父母に任せるケースが増えているためとみられます。
一方、一人世帯や二人世帯も持続的に増えていて、2013年に178万世帯と全体の半分を占め、10年後の2023年にはその割合が60%近くに達するものとみられています。