OECD＝経済協力開発機構が行なった「より良い暮らし指標」の調査で、韓国は調査対象36か国中の25位と、去年よりも2つランクが上がっています。
この調査は、OECDが8日、加盟34か国とロシア、ブラジルを対象に、所得、職業、健康、教育、地域環境、安全など11項目を対象に調べ、生活や幸福に対する満足度を数値化してまとめ、報告書として公表したものです。
それによりますと、総合評価では、韓国は、調査対象の36か国中、25位で、前回の調査よりも2つランクが上がっています。
また、生活の満足度で、韓国は10点満点中6点で、OECD加盟国の平均の6.6点を下回って、25位でした。
さらに、韓国は、教育や市民参加などの項目で評価が高かった一方、健康、環境、所得では平均を下回り、なかでも仕事と生活のバランスでは、勤務時間が長いことなどから、36か国のうち下から3番目となっています。