韓国南西部の珍島(チンド)の沖合いで起きた旅客船の沈没事故で、政府の事故対策本部は7日、事故で救助された人数を174人から2人減らして172人とするとともに、行方不明者の数を2人増やして35人に訂正したことを明らかにし、批判がさらに強まりそうです。
これは、政府の事故対策本部が7日に発表したもので、生存者から得た誤った情報に基づいて、これまで生存者や行方不明者の人数を発表し続けてきたとということです。
今回の事故では、情報が繰り返し訂正されるなど不手際が目立ち、政府に対する批判が出ていましたが、今回の訂正で、批判がさらに強まるものとみられています。
一方、事故発生から丸22日目となった8日、事故現場の海域では、気象条件が悪化し、10日までは、潮流が弱まる時期にあたりますが、潮の流れが止まる時間も短く、行方不明者の捜索は難航しています。
合同救助チームは、潜水要員126人を動員して、化粧室や食堂など、3~5階の共用エリアにまで捜索範囲を広げて初めての捜索を行いましたが、今のところ行方不明者は見つかっていないということです。