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社会

ソウル市 地下鉄改善策を発表

Write: 2014-05-09 15:10:32Update: 2014-05-09 15:39:20

ソウル市 地下鉄改善策を発表

240人がけがをしたソウルの地下鉄事故を受けて、ソウル市とソウルメトロは9日、今後、同じような事故を未然に防止するため、2022年までに、老朽化した車両をすべて新しいものに取り替えることなどを柱とした改善策をまとめました。
この改善策は、10項目から構成されていて、まず、ソウル地下鉄2・3号線の老朽化した車両650両余りを当初の事業計画より2~4年前倒しして、2020年までに自動運転装置付きの車両に切り替えるとしています。
また、現在、各線ごとに運営されている管制センターを、2019年からは「スマート統合管制センター」に統合して運営するほか、鉄道事故が発生した場合、5分以内に初期対応を完了する「ゴールデンタイム目標制」を導入するとしています。
さらに、安全と密接な関係がある業務については、外注ではなく、直接または子会社による運営を検討するほか、鉄道安全教育を専門的に実施する「鉄道安全学校」を開設し、全ての従業員に教育を受けさせるとしています。
今回の改善対策では、1兆8000億ウォン、およそ1790億円の予算が必要だということで、ソウル市では、政府に対して支援を求めています。

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