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韓半島

脱北者への支援 統一部が拡大へ

Write: 2014-05-10 15:05:54Update: 2014-05-10 15:05:54

脱北者への支援 統一部が拡大へ

北韓から韓国に逃れてきた脱北者を後押しするため、政府は財政支援をさらに拡大する方針です。
統一部によりますと、脱北者に対する政府の支援額は年々増えていて、現在、定着金や住宅、就職のために1人平均2890万ウォン、およそ270万円が支給されています。
しかし脱北者1人平均の去年の給料は1か月わずか141万ウォン、13万円あまりで、韓国人平均の64%に過ぎず、また失業率は韓国人平均より3倍以上高いなど、不安定な生活を強いられている人が多いことがわかりました。このため政府は今後、支援の額を大幅に引き上げる方針です。具体的には、脱北者が勤労で得た所得を1か月最大50万ウォン貯金すれば、政府が同じ額を積み立て、4年で満期にすることにしています。
統一部では予算当局との協議を経て、来年から実施することにしています。
韓国に入国した脱北者は、去年3月までに2万6485人で、2006年に初めて年間2000人を超えてから毎年2000人から3000人前後で推移してきましたが、いまの金正恩体制がスタートした2012年には1502人と大幅に減っています。

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