韓国内で相次いで見つかった３機の無人機について、韓国国防部が北韓側から飛行してきたと発表したことに対し、北韓の国防委員会は、これらの無人機と北韓はまったく関係がないと重ねて主張しました。
これは、北韓国防委員会が11日に談話を発表して明らかにしたもので、韓国国防部が８日、３機の無人機は北韓側が偵察用として飛ばしたものだとしたことについて、ねつ造であると非難するとともに、無人機が北韓とまったく関係がないことは明白な事実だと主張しています。
また、談話では、北韓が無人機を飛ばしたと主張するのであれば、北韓が提案した共同調査を受け入れるべきであると強調しています。
北韓の国防委員会は、先月14日にも、無人機は北韓が飛ばしたものだとする韓国国防部の中間調査結果について、ねつ造だとして共同調査を提案していました。
これに対して、韓国国防部は11日、北韓は、2010年の海軍哨戒艦沈没事件のときと同様に言い訳で一貫し、責任を回避しているとして、深刻な遺憾の意を表明しました。