セウォル号の沈没事故で、アメリカの上院・下院議員39人が犠牲者の遺族や行方不明者の家族をはじめ、韓国国民に対する哀悼のメッセージを綴った弔問録をアメリカの韓国大使館に送ってきました。
この弔問録には、上院と下院の外交委員長を含め、議員合わせて39人がメッセージとともにそれぞれ署名しています。
このうち、メネンデス上院外交委員長は、「喜びを分かち合うと倍になり、悲しみを分かち合うと半分になるというが、韓国とアメリカは、これからも一緒だ」と記しているほか、ロイス下院外交委員長は、「悲劇的な事故で犠牲になった人たちと愛する人を失った遺族に深い哀悼と慰めの意を表する」としています。
一方、講演のために韓国を訪れたアメリカのライス元国務長官が先月30日、セウォル号の被害者の支援のために1000万ウォンを寄付したことがわかりました。
ライス氏は、「個人として寄付したもので、公開しないでほしい」との言葉を残したということです。