メニューへ 本文へ
Go Top

社会

三星電子 白血病の従業員と家族に謝罪

Write: 2014-05-15 10:47:47Update: 2014-05-15 10:56:19

三星電子 白血病の従業員と家族に謝罪

三星電子の半導体工場の従業員で、白血病で死亡したのは労働災害だと主張する遺族や、がんなどで闘病中の従業員に対し、三星電子は14日、業務と疾患との因果関係は認めないとしながらも、謝罪するとともに適切な補償を行うことを明らかにしました。
これは、三星電子の権五鉉(クォン・オヒョン)副会長が14日、ソウル市内で記者会見して明らかにしたものです。
この中で、権副会長は、三星電子の半導体工場で働いていて、白血病やがんなどで死亡した遺族や治療中の従業員が労働災害の認定を相次いで申請していることについて、「すぐに解決できなかったことを心苦しく思う。この場をお借りして謝罪します」と述べました。
また、適切に補償することも明らかにし、具体的な補償については、当事者や家族と相談したうえで、仲裁のために発足させる第3者の協議体で補償基準や対象を決めてもらうとしています。
さらに、三星電子としては、半導体工場の安全や労働環境などについて調べ、再発防止策を講じるとしていますが、半導体の製造工程と白血病などとの因果関係を認めたわけではないと説明しています。
三星電子の半導体工場では、元女性従業員が2007年3月に急性白血病で死亡して以来、工場で使われている発がん性物質に指定されている化学物質が白血病や癌の原因だとする労災の認定の申請が相次いていました。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >