セウォル号が沈没して1か月となる15日、前日夕方からの捜索で新たに5人の遺体が収容され、これまでの死者は282人、行方不明となっているのは22人となり、現場の海域では懸命の捜索が続いています。
政府の事故対策本部によりますと、14日夕方からの捜索で、船尾付近の海上に浮かんできた救命胴衣姿の1人をはじめ、4階の船首の客室から2人、4階の船尾の通路から1人、客室で2人の合わせて6人の遺体を新たに収容したということです。
これでこの事故による死者は282人、行方不明者は22人となりました。
行方不明のままとなっている22人のうち、半数以上は修学旅行中の高校生で、そのほかは一般の乗客、教師、乗員となっています。
対策本部では、今も行方不明の22人の多くは4階の船首と船尾付近に取り残されているものとみて、集中的に捜索することにしています。