旅客船の沈没事故の犠牲者を追悼し、事故原因の究明を求めて、労働団体や市民団体による大規模な集会がこの週末、ソウル市内で開かれることになりました。
この集会は、全国教職員労働組合などの労働団体や進歩系の市民団体で作る「セウォル号市民円卓会議」が、17日土曜日の午後6時からソウル市内の清渓広場で開くものです。
集会には、全国各地から3万人が参加し、旅客船沈没事故に関連する集会としては最も規模が大きいものになるということで、犠牲者を追悼し、政府に対して事故原因の徹底的な糾明を求めることになっています。
この集会について、保守系の団体では、同じ時間帯に近くで集会を開き、旅客船沈没事故を政府に対する批判に悪用しているなどとして、糾弾するとしています。