旅客船沈没事故から1ヶ月となった16日、合同救助チームは、行方不明者が最も多く発見された3階と4階の船室などを中心に、2回目の捜索を始めました。
今回の事故では、16日朝までに284人の死亡が確認され、今も20人が行方不明となっています。
一方、検察は、15日、すでに逮捕していた船長ら15人の乗員を殺人罪などで起訴し、16日からは、沈没した旅客船を増築した問題で、安全に問題が生じなかったか、海洋警察の初期の救助活動に問題はなかったかなどについて、本格的に捜査を始めています。
今回の事故に関連して、検察は、沈没した旅客船の船会社「清海津海運」の事実上の所有者とされるユ・ビョンオン氏を召喚していますが、検察が指定した16日午前10時までに検察に出頭せず、検察としては、ユ・ビョンオン氏が最後まで召喚に応じない場合、令状を取って逮捕することにしています。