今年8月14日から5日間の日程で、韓国を訪れるバチカンのフランシスコ法王は、16日にソウル市の中心部にあるソウル広場で、18世紀から19世紀にかけて殉教した韓国人カトリック教徒124人について、「聖人」に次ぐ「福者」に認定する儀式を執り行うことになりました。
ソウル市によりますと、儀式はソウル広場と清渓広場の一帯を会場に、8月16日午前10時から12時過ぎまで行われ、カトリック信者20万人余りが儀式に参列することになるということです。
また、フランシスコ法王は、儀式を執り行ったあと、世宗路で自動車によるパレードを行い、パレードを見る一般市民は50万人から100万人にのぼるものとみられています。
韓国政府としては、儀式の場所が決まったことから、当日は一帯の交通を規制するとともに、警護や安全対策を徹底することにしています。