韓国で、去年1年間に虐待行為によって死亡した子どもは22人で、これまででもっとも多かったことがわかりました。
政府の児童虐待防止機関の「中央児童保護専門機関」によりますと、去年1年間に報告された児童に対する虐待行為はおよそ6800件で、このうち4割は、暴力、暴言、育児放棄などの虐待行為が同時に2つ以上行われていました。
虐待によって死亡した子どもは、男の子7人と女の子15人の合わせて22人で、機関が設立された2001年以来もっとも多くなりました。
さらに、生後1年未満の子どもが8人、2歳の子どもが5人で、2歳未満の乳幼児が半数以上を占めました。