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国際

‘光復軍記念碑’ 中国で除幕式

Write: 2014-05-29 15:16:54Update: 2014-05-29 15:16:54

‘光復軍記念碑’ 中国で除幕式

日本の植民地支配に抵抗するため中国で発足した大韓民国臨時政府の「光復軍」を記念する石碑の除幕式が、29日に中国の陝西省西安で行われました。
石碑の設置は、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が、去年6月に西安を訪れ、陝西省の党委員会書記らと会談した際に建立を要請して実現したものです。
「光復軍」は、中国に亡命していた韓国の独立運動家による臨時政府が1940年に発足させた軍隊で、主力部隊の第2支隊が西安に駐屯していました。
除幕式には、韓国政府を代表して朴勝椿(パク・スンチュン)国家報勲庁長官、中国側からは陝西省の副省長らが出席し、朴長官は中国政府に石碑設置への謝意を伝えるとともに、光復軍総司令部駐留地など抗日独立運動遺跡の保存・管理に向けた協力を求めました。
記念碑は、高さ1.8メートル、幅1.1メートルで、「韓中国民が共に日本の帝国主義侵略と圧迫に立ち向かい、戦った歴史を記念する」との文言が中国語と韓国語で刻まれています。
「光復軍」は、中国に亡命していた韓国の独立運動家による臨時政府が1940年に発足させた軍隊で、主力部隊の第2支隊が西安に駐屯していました。
中国政府は、今年1月、伊藤博文元首相を暗殺した独立運動家、安重根(アンジュングン)の記念館をハルビン市に設置するなど、過去の歴史問題をめぐって韓国との連携を強化する動きをみせていて、今回の記念碑設置もその一環とみられています。

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