韓国東の海、東海で漂流中に救助された小型船舶に乗っていた3人のうち、韓国への亡命を希望した北韓住民2人について、北韓は面会を許可するよう求めてきました。
先月31日、東海を漂流中の北韓の船舶が救助され、乗っていた北韓住民3人のうち、1人は北韓に送還しましたが、2人は韓国への亡命を希望して韓国に留まっています。
これに対して、北韓は3日、板門店を通じて送ってきた朝鮮赤十字会の通知文で、2人が亡命を希望したのが事実なら、直接会って確認する必要があるとして、面会を要求してきたということです。
また、韓国側が面会を拒否すれば、拉致されたものとみなし、強力に対応するとしています。
北韓の要求について、韓国政府の関係者は、亡命を希望した人を送還したり、該当国の関係者に面会させたりするのは、人道的見地から問題があるとして、北韓の要求に応じない考えを示しました。