沈没事故を起した旅客船セウォル号の船会社、清海鎮海運の事実上のオーナーで、指名手配中の兪炳彦(ユ・ビョンオン)容疑者が、フランス大使館と接触して亡命を申請したものの、拒否されていたことがわかりました。
検察の関係者が、3日、明らかにしたところによりますと、兪炳彦容疑者は、在韓国フランス大使館に第三者を通じて間接的に接触し、亡命を申請したということです。
これに対して、フランス大使館では、兪炳彦容疑者が刑事事件の重要な容疑者との理由から、亡命申請を拒否したということです。
兪容疑者は、旅客船沈没事故に関連して、検察から受けた召喚に応じずに逃走していて、検察では懸賞金5000万ウォン、およそ500万円をかけて、指名手配していますが、今のところ逮捕につながる情報は得られていません。