核実験の実施を示唆するなど、威嚇を続ける北韓は、韓国海軍の哨戒艦などを攻撃できる新型の対艦ミサイルをロシアから導入して保有しているもようです。
これは、韓国軍の関係者が8日、北韓の朝鮮中央テレビが放送した宣伝用記録映画をもとに明らかにしたもので、映画に登場したミサイルは、ロシアが開発したKh-35対艦ミサイルを北韓が改良したものとみられるとしています。
Kh-35は、海面から15メートル以下の高さで飛行することから迎撃するのが難しく、最大射程距離は130キロに達するということです。
韓国軍の関係者は、韓国海軍の旧型の哨戒艦や護衛艦の場合、こうしたミサイルに対する防御能力がない場合もあり、大量に実戦配備されていれば脅威になり得ると指摘しています。
韓国軍の関係者は、北韓がどのような方法でロシア製のKh-35ミサイル導入したかについて調査を進めているということです。