社会
軍務経験を大学の単位に 国防部が検討
Write: 2014-06-10 08:34:48 / Update: 2014-06-10 08:44:05
国防部は、大学在学中に入隊して兵役の義務を果たしている学生に対して、軍務経験を大学の単位として認定する案を検討しています。
これは、国防部が9日に明らかにしたものです。
それによりますと、大学在学中に入隊して兵役の義務を果たしている学生に対して、軍務経験を大学の教養科目や一般選択科目の単位として認める案を検討しているということで、教育部との協議を経て、こうした内容を盛り込んだ「単位認定などに関する法律」の改正を進めるとしています。
これについて国防部は、兵士の80%を大学生が占めており、軍務経験を単位として認めれば在学期間を1学期ほど縮めることができ、社会への早期進出を図れるとして、軍務経験者に対する社会的な補償としてこの案を検討していると話しています。
しかし一部には、1999年に廃止された軍務経験者に就職などの際に加算点を与える制度が形を変えて復活しただけで、中卒者や高卒者、それに身体が不自由で兵役に就けなかった人や、女性などへの逆差別になるという指摘も出ていて、激しい論議を呼びそうです。
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