日中での交通事故を防止するため、韓国では、昼間点灯ライトを取り付けたり、大型トラックやバスの補助ブレーキの性能基準を高めたりするなど、自動車の安全基準が強化されることになりました。
これは、自動車安全基準に関する規則が、日中での交通事故を防止することを目的に改正されたことに伴うもので、来年7月から生産される自動車を対象に、昼間点灯ライトの設置を義務付けるとしています。
この昼間点灯ライトは、ほかのドライバーや歩行者が認知しやすくするために点灯するライトで、アメリカ運輸省によりますと、このライトにより最大44%の交通事故が減少する効果があったということです。
また、大型トラックやバスの補助ブレーキについては、性能基準を1.5倍強化し、メインブレーキの劣化を防ぐとしています。
これによって、日中での交通事故や観光バスによる下り坂などでの事故を削減できるものと期待されています。