メニューへ 本文へ
Go Top

社会

‘6月民主抗争’ 27周年で記念式典

Write: 2014-06-10 15:04:14Update: 2014-06-10 16:50:15

‘6月民主抗争’ 27周年で記念式典

大統領の直接選挙制などを求めた、1987年の「6月民主抗争」から27周年を迎えた10日、これまでの政府主催の記念式典とは別に、市民団体による式典がそれぞれソウル市内で行われました。
政府が中心となってソウル市庁で開かれた記念式典には、民主化運動記念事業会の関係者ら400人あまりが参加し、はじめに、安全行政部長官が朴槿恵大統領の式辞を代読しました。
一方、この民主化運動記念事業会の人事に対して、野党や市民団体が強く反発し、午後5時から、近くの宗教施設で、「6月民主抗争記念国民大会」を開き、野党・新政治民主連合の共同代表や、朴元淳(パク・ウォンスン)市長らが参加しています。
6月民主抗争は、全斗煥(チョン・ドゥファン)軍事独裁政権時代の1987年6月10日から、学生や労働者が全国各地で繰り広げた反独裁民主化運動で、大統領の直接選挙制度を盛り込んだ憲法改正など、一連の民主化措置を約束する「6.29宣言」を引き出す原動力となりました。
また、この闘争は、1960年4月、当時の李承晩(イ・スンマン)大統領が率いる自由党政権の不正選挙に反発した「4.19革命」や、1980年5月、当時の全斗煥政権が光州市民による民主化運動を弾圧した「5.18民主化運動」とともに、韓国現代史の重大事件として評価されています。
6月民主抗争が始まった6月10日は、2007年、民主抗争の意義を振り返る日として国家記念日に指定され、毎年記念式が開かれていますが、政府と市民団体が別々に式典を開くのは初めてです。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >