去年11月、台風30号で未曾有の被害が出たフィリピン・レイテ島で、災害復旧活動を続けている韓国軍部隊は、派兵期間を年末まで延長することになりました。
フィリピン・レイテ島では、去年11月、猛烈な台風30号が上陸して壊滅的な被害が出たことから、韓国政府は、フィリピン政府の要請を受けて、韓国軍部隊を12月から派遣して復旧作業を進めています。
韓国軍は、工兵部隊と医療部隊が中心で、学校や病院などの公共施設の復旧や住民の医療支援を中心に行っていて、当初の派兵期間は今月末までとなっていましたが、フィリピン政府による要請で、派兵期間をさらに6ヶ月延長することにしたものです。
韓国軍は、国連平和維持活動の一環として海外に派兵されたことはありますが、今回は国連を介したものではなく、フィリピン政府からの直接の要請で派兵したもので、こうしたケースは今回が初めてです。