首都圏に住む人が、公共交通機関を利用して、ソウルにある職場に着くまでの出勤所要時間は、平均68分であることがわかりました。
これは、ソウル研究院が12日、ソウルと京畿道(キョンギド)、仁川(インチョン)の首都圏地域からソウル市内の会社に通勤するおよそ1300人を対象に行った調査で、分かったものです。
それによりますと、朝、家からソウルにある会社に着くまでにかかる所要時間は、平均68分となっています。
このうち、実際にバスや電車に乗って移動する時間は35分、駅または会社まで歩く時間や、バスや電車を待つ時間、乗り換えの時間は33分で、全体の所要時間のほぼ半分となっています。
住居地別にみますと、ソウルに住む人が家を出て会社に着くまでの時間は、平均で56分で、京畿道と仁川に住む人は80分でした。
一方、公共交通機関を利用して会社までの途中で感じる不満について尋ねたところ、76%が「バスや電車を待つ時間」と答えて人が最も多く、次いで、「乗り換え時間」、「実際に車に乗って移動する時間」、「駅または会社まで歩く時間」の順となっています。