江原道(カンウォンド)のガチョウ農場で、高病原性の鳥インフルエンザウイルスが見つかり、防疫作業が進められています。
農林畜産食品部によりますと、13日、江原道中央部の橫城(フェンソン)郡のガチョウ農場で、死んでいた鳥を検疫本部で調べた結果、各地で見つかっているのと同じH5N8型の鳥インフルエンザウィルスが検出されました。
このため江原道は、この農場の半径500メートル以内の家きん類を殺処分したほか、10キロ以内での防疫作業を進めています。
この農場ではガチョウを放し飼いにしているため、渡り鳥と接触した可能性も高く、防疫当局はさらに詳しい疫学調査を進めています。
江原道ではことし2月、原州(ウォンジュ)市付近の川にある渡り鳥の飛来地で採集した渡り鳥のふんから、高病原性鳥インフルエンザウィルスが検出されたことがありますが、農場での発生は今回が初めてです。