2000年6月の南北共同宣言から14年となった15日、韓国の与野党は、南北の平和的統一に向けて努力していく考えをそろって強調しました。
このうち、与党セヌリ党は15日に論評を発表し、自主的な統一、人道問題の解決、経済協力を通じた南北の共同繁栄などを掲げた南北共同宣言の精神を尊重して受け継ぎ、北韓との対話と協力を進めていくために努力するとの考えを示しました。
また、野党新政治民主連合の報道官は国会で記者会見し、和解と協力、共同繁栄に向けて努力するとした南北共同宣言から14年が経ったが、いまだに統一が実現していないのは残念だと述べています。
また、1972年7月の南北共同声明、2000年6月の南北共同宣言、2007年10月の南北共同声明は、いずれも民族の共同繁栄と韓半島の平和定着のための重要な合意であり、その精神を継承するために最善を尽くしたいとしています。