韓国人を差別する内容の貼り紙が相次いで見つかった四国の遍路道（へんろみち）に、「日韓友情の遍路小屋」を建てる計画が進められています。
共同通信が17日に伝えたところによりますと、「日韓友情の遍路小屋」は、香川県三豊市高瀬町に夏ごろ着工し、秋には完成する予定だということです。
工事費は、日本人や韓国人からの寄付金で賄うことになっていて、これまでにおよそ70万円が集まっているということです。
遍路道では、今年4月以降、「礼儀を知らない朝鮮人たちが、気持ち悪いシールを四国中に貼り回っている。日本の遍路道を守るために見つけ次第はがそう」などと、韓国人活動家によって張られた、韓国人が迷わないように矢印やイラストで道順を示すシールを中傷する内容の貼り紙や書き込みが、徳島、香川、愛媛県の30か所以上で見つかっています。