ピストルやライフルなどの小型武器の国際取引が10年で倍増し、韓国は輸出額で９位となっていることがわかりました。
これは、ジュネーブ高等国際問題研究所が17日公表した「小型武器実態調査」で明らかになったものです。
それによりますと、ピストルやライフルなど、小型武器の国際取引は、2001年に23億8000万ドルだったものが、2011年には46億3000万ドルとなり、10年でほぼ倍に増えています。
小型武器の輸出額が最も多いのはアメリカで、次いで、イタリア、ドイツ、ブラジルなどとなっています。
また、韓国は、ライフルや弾薬など１億2700万ドル相当をアメリカ、タイ、インドネシア、サウジアラビア、マレーシアなどに輸出していて、９番目となっています。
小型武器の国際取引が増えている背景には、軍や警察から委託を受ける民間会社の業務が増えていることがあるものとみられます。