北韓の攻撃や災害などに備えて、1975年から実施している「民防衛訓練」と呼ばれる大規模な避難訓練が20日、全国各地で一斉に実施されます。
今回の訓練は、火災が発生したことを想定して実施され、各地の小中高校をはじめ、デパート、大型スーパーチェーン、映画館、高速バスターミナルなどで、午後2時のサイレンを合図に、施設の中から避難する訓練が行なわれることになっています。
また、休戦ラインに近い地域では、北韓の爆撃や空襲などに備えた退避訓練も行われる予定です。
全国規模の火災避難訓練が行われるのは今回が初めてで、旅客船沈没事故を受けて、大きな事故にも備えた訓練にもなっているということです。