韓国を国賓として訪れる予定のフランシスコ法王の日程について、バチカンの法王庁は18日、8月14日から18日までの5日間となることを明らかにしました。
日程によりますと、フランシスコ法王は8月14日に韓国入りし、大統領府青瓦台の歓迎行事に出席したあと、15日には大田(テジョン)ワールドカップ競技場で、大祝日ミサを執り行い、招かれる旅客船沈没事故の犠牲者の家族らにお見舞いのメッセージを伝えることになっています。
また、3日目の16日には、ソウル光化門(クァンファムン)で、18世紀から19世紀にかけて殉教した韓国人カトリック教徒124人について、「聖人」に次ぐ「福者」に認定する儀式、「列福式」を執り行うほか、17日には忠清南道(チュンチョンナムド)瑞山(ソサン)市で開かれるアジア・カトリック青年大会で、閉幕ミサを行うということです。
最終日となる18日には、韓国の7つの宗教団体の指導者らと面談したあと、ソウルの明洞(ミョンドン)聖堂で、韓半島の平和と和解のためのミサを開くことになっています。