旧日本軍慰安婦問題に関する文献資料について、韓国政府は、ユネスコの記憶遺産に登録申請の準備を急ぐことになりました。
女性家族部が国会に提出した資料によりますと、来月中にも、女性家族部、外交部、文化財庁、慰安婦被害者の施設である「分かち合いの家」の関係者などが、記憶遺産登録準備委員会を発足させるということです。
準備委員会としては、来年上半期までに登録申請する資料の目録を作成し、2016年3月には正式にユネスコの記憶遺産に登録申請することにしています。
外交部の関係者は、登録申請は年に2件に制限されていることから、登録申請の時期は最終的に決まったわけではないとしながらも、登録されれば、慰安婦問題に対する国際社会の関心を高めることができるとしています。
慰安婦問題に関する文献資料については、中国が今月10日、ユネスコの記憶遺産に正式に登録申請しています。