社会
「韓国戦争の少年兵動員は違憲」 初の訴訟
Write: 2014-06-24 08:36:35 / Update: 2014-06-24 08:36:47
韓国戦争当時、18歳未満の少年兵として動員され、戦争に参加した男性5人が、国に対して少年兵の動員は憲法違反だとする初めての訴えを起こしました。
これは、「韓国戦争参戦少年・少女兵戦友会」の会長が23日に明らかにしたものです。
それによりますと、訴えを起こしたのは戦友会会長など元少年兵5人で、少年兵の強制動員によって、国防部は児童権を侵害し、また、何の立法措置も取らなかった国会の不作為も憲法に違反するとして、今月13日に国防部と国会を相手取って訴えたということです。
韓国戦争に参加した少年兵は、兵役の義務がない18歳未満で、当時は正規軍として活動していましたが、国防部は60年間にわたって少年兵の存在を認めていませんでした。
しかし、2010年に国民権益委員会の勧告を受け入れて、少年兵の存在は認めたものの、国家有功者としては認めていません。
また、おととし少年兵に対する補償などを柱とする法律案が国会に提出されましたが、審議は停滞しています。
国防部の公式な集計によりますと、韓国戦争に参加した少年兵は、2万9000人あまりに上り、このうち6000人から7000人が生存いるとみられています。
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