9月に開かれる仁川（インチョン）アジア大会に参加する北韓は、応援団も派遣するとみられ、すでに応援の練習を行なっているもようです。
これは、北韓の消息筋が24日、明らかにしたものです。
それによりますと、北韓当局は、9月に開かれる仁川アジア大会に100人規模の応援団を派遣する方針を決め、今月初めに団員を選抜したということです。
応援団は、金日成（キム・イルソン）総合大学と平壌音楽舞踊大学に在学する身長160センチ以上の女子学生が中心で、すでに平壌（ピョンヤン）体育館で非公開の応援の練習を行っているほか、思想教育も一定時間受けているということです。
これについて、韓国政府は、北韓が公式に応援団を派遣すれば、受け入れる意向ですが、8月に韓米合同軍事演習を控えていることもあって、派遣が実現するかどうかはまだ不透明です。
北韓が韓国に応援団を派遣するのは、2002年の釜山アジア大会、2003年のユニバーシアード大邱（テグ）大会、2005年の仁川アジア陸上選手権大会に続いて、4度目となります。