痴呆症対策が課題になる中で、韓国では、痴呆症予防の一つとして、酒類の広告を大幅に規制することになりました。
これは、保健福祉部が24日に発表した「痴呆予防への対応」で明らかにしたものです。
それによりますと、酒を飲む人は飲まない人に比べて痴呆症になる確率が7倍以上高いとして、テレビやラジオの酒類の広告は、午前7時から午後10時まで禁止することとし、屋外の広告は一切禁止するとしています。
また、適度の運動が痴呆症を予防するとして、痴呆予防のための運動法を開発し、8月以降、高齢者施設などで普及していくことことになりました。
独り住まいの高齢者の場合、そうでない高齢者に比べて痴呆症になる確率が3倍近く高いこともわかっていて、介護士の訪問サービスを拡大し、独り住まいの高齢者と企業などとの連携をより拡大していくことにしています。