女性の社会進出が進む韓国では、働く女性が増え続け、共働きの世帯が専業主婦世帯を上回ったことがわかりました。
統計庁が25日に発表した共働き世帯に関する調査によりますと、去年10月の時点で、配偶者がいる1178万世帯のうち、共働き世帯は505万5000世帯で全体の42.9%を占め、専業主婦世帯の42.2%をわずかながらも上回り、残り14.9%は夫婦がともに無職の世帯でした。
共働き世帯を年代別に見ますと、40代では50.8%、50代では49.9%を占め、40代と50代で共働きが多いことがわかりました。
また、業種別にみますと、農業及び漁業が最も多く、次いで、卸売・小売業、宿泊・飲食業などの順で共働き世帯が多くなっています。
地域別では、済州島が60.9%で最も多く、南部の全羅南道55.7%、慶尚北道52.8%の順でした。