南北の民間団体は、これまで中断していた北韓の山林緑化支援を4年ぶりに再開することで合意しました。
韓国は、2010年に西海で起きた韓国海軍の哨戒艦沈没事件を受け、北韓との交流を禁止する「5.24措置」を取り、山林緑化支援事業も中断していました。
韓国の民間団体、「同胞の森」の李ウンシク事務処長は26日、開城で北韓の民族和解協議会関係者らと協議したあと南側に戻り、「山林の病虫害の課題を優先課題として山林緑化支援を再開することにした」と発表しました。
南北は病虫害の防除のほか、北韓の6つの地域の苗木生産施設の整備、平壌や開城などでの造林なども順次進めていく予定です。