9月19日から始まる仁川(インチョン)アジア大会に向けて、北韓が7月末、アーチェリー選手団を強化合宿のために韓国に送り込むことになりました。
韓国の南北スポーツ交流協会の関係者によりますと、北韓に対して強化合宿の参加を求めたところ、北韓はアーチェリー選手団を韓国に送り込む意向を30日、示してきたということです。
これは金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が直接指示したものとみられ、選手団は男女のアーチェリー選手10人余りで、7月末に韓国入りすることになります。
またアジア大会前の合宿は、アジアオリンピック評議会がスポーツ契約を結んでいる30か国に対して支援しているため、合宿の費用はアジアオリンピック評議会が負担することになります。
これについて韓国政府の関係者は、強化合宿は国際慣例によって行われるものだとしています。