ミサイルの発射を繰り返している北韓は、9日未明、北韓西部の黄海道から東の海、東海に向けて、再びミサイルを発射しました。
合同参謀本部によりますと、北韓は9日午前4時と4時20分、北韓西部の黄海道から東の海、東海に向けてミサイル2発を相次いで発射し、北韓の内陸部を飛行したあと、東海に着弾したということです。
北韓が発射したミサイルは、射程500キロのスカッドC、あるいは射程1000キロのスカッドEだとみられています。
北韓が西部地方からミサイルを発射したのは、2000年代に入ってから初めてで、北韓としては、いつ、どこからでもミサイルを発射できるとの能力を誇示する狙いがあるものと受け止められています。
北韓によるミサイル発射は、今年に入ってから13回目で、そのうち5回は弾道ミサイルでした。