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社会

‘全員救助’の誤報 警察無線の聞き間違い

Write: 2014-07-10 14:33:15Update: 2014-07-10 15:46:11

‘全員救助’の誤報 警察無線の聞き間違い

旅客船沈没事故の当日、乗船していた高校生が全員救助されたとの誤った情報は、警察官同士による誤った無線連絡の内容を、高校の職員がさらに聞き間違えたことによるものであることがわかりました。
これは、旅客船沈没事故の真相を究明する国政調査特別委員会で、野党の議員が9日、警察の通報センターの無線通信記録を分析した結果として明らかにしたものです。
それによりますと、セウォル号が沈没した4月16日午前10時27分ごろ、乗船していた高校生が通う高校のある京畿道(キョンギド)安山(アンサン)の派出所の警察官が高校に派遣されていた同僚の警察官に対し、「2年1組は全員救助されたという電話が保護者からあった」との誤った情報を無線で伝えたということです。
また、この連絡を受けた警察官は、「2年1組全員救助、分かった」と返答しましたが、そのやりとりを横で聞いていた高校の当時の事務室長が「生徒が全員救助された」とさらに聞き間違え、「生徒が全員救助された」との文字メールを保護者に送ったものとわかりました。
これを受けて、京畿道教育庁は当時、生徒が全員救助されたとの内容を取材していた報道陣に伝えたことで、誤った情報がそのまま報じられてしまったもので、事故直後の救助活動をめぐる情報に大きな混乱が生じる原因となったということです。

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