梅雨の時期を迎えて、北韓の地雷が雨で韓国側の河川や海岸に流れてくる可能性があり、韓国軍が注意を呼びかけています。
韓国では、休戦ライン付近の河川や海岸で、毎年梅雨の時期に北韓から雨で流された地雷が発見されていて、住民が被害を受けたケースもあります。
韓国軍当局によりますと、北韓の地雷は今年に入ってからはまだ発見されていませんが、2010年から4年間に北韓から流されてきた地雷は、発見されたものだけで258個に上ります。
韓国軍当局は、今月に入ってから休戦ライン付近の河川や海岸で地雷の探索作業を続けていますが、特に木の箱に入った地雷は水によく浮かぶので、韓国側に流されてくるケースが多いとして、不審なものを発見した場合は、手を触れることなく、軍または警察に届けるよう呼びかけています。