朴槿恵(パク・クネ)政権が掲げる住宅政策のひとつで、使っていない鉄道敷地などにアパートを建てて長期に賃貸する「幸福住宅」の建設工事が、年内に始まる見通しとなりました。
国土交通部は地方自治体と協議した結果、10の自治体に2万6000世帯の「幸福住宅」を建てることを決めたと、16日、発表しました。
地域別では、ソウルと首都圏に1万6000世帯、そのほかの地方に1万世帯が建てられることになりました。
国土交通部は、今年中に4000世帯の工事を始め、残りは来年から順次着工して、2018年までに入居を完了させることにしています。
政府は、2017年までに14万世帯の「幸福住宅」を供給することを目指しています。